2015年11月18日 (水)

『色は何を語る』 11月25日 15:00まで

第10回 シャトロー会 写真展

会期:2015年11月19日(木)~11月25日(水) 平日10:00~18:00 土曜11:00~17:00 日曜休館 祭日(23日)10:00~18:00 最終日10:00~15:00
会場:フォトギャラリー キタムラ
(DMのポップアップ参照)
Hp_dmimg_0001_2_edited1_2

Hp_dmimg_0002_edited1_3
 以下に会場のあいさつ文を掲載する。

『色は何を語る』
 写真がモノクロからカラーに替わって数十年が経ちました。しかし、撮影で私たちはどれだけ色を意識しているでしょうか。どんな被写体にも色があり、無意識に写ってしまうので、色がもっている本来の情報を見落としているのではないでしょうか。Hpimg_33251x色は本来、いろいろな情感や状況を表します。暖色/寒色、保護色/威嚇色、純色/中間色などの区分けがあり、あいまいな中間色には、アースカラー、パステルカラー、迷彩色などの名まえを付けて、他と区別しています。一方、顔色、声色、才色、反省の色など、人の表情の変化を色にたとえます。
 カラー写真は、あきらかにモノクロ写真にはない情報をもち、それを伝達しています。そこで、シャトロー会は、色がモチーフ(主役や脇役)になる写真を撮影し、『人が色に託したこと』と『自然からのメッセージ』の二つに分けて展示してみました。私たちが選んだ色をご高覧いただけたら幸いです。
        2015年11月19日   シャトロー会一同

作品一覧(ポップアップ可)Hp_3

目の進化と色知覚
 私たちは、外界から得られる情報の80パーセントを目(視覚)から得ているといわれる。残りの20パーセントが耳(聴覚)や鼻(嗅覚)や口(味覚)、肌(触覚)を使って得ている。目から入ってくる情報には、明るさ、形、動き、奥行き、色などがあり、いずれも人類が生活するために必要な情報である。生活とは、生きるため、子孫繁栄のためと言い換えてもよいだろう。
 さかのぼって目の進化をたどってみると、まず明るさに対応した。明るさで外界の変化を知った。次ぎに線や形、動きを知覚し、餌なのか天敵なのかを区別できるようになった。奥行きは餌や危険物への距離を知るのに役立つ。原始的な生物や下等動物の目はこのように進化したと考えられる。人類(霊長類)は、森の中で木の実を探して食べる採集生活になった。そのために、木の実は食べられるか否か、美味しいかまずいか、などを判定できるような目が必要になった。そのために、青、緑、赤の3色に感度をもった目(3錐体型)へと進化した。この3色で、可視光のすべての色を知覚・判別できる。狩猟生活になって、色にたいする知覚はそれほど高度なものを要求しなくなったようだ。むしろ動きに対する感度が要求された。しかし、人類文明が高度に発達して、また高度な色の知覚が必要になる。
 人の表情を読むのに色の知覚が重要になる。上気したり恥ずかしがると顔は赤くなる。また、恐怖を感じたり寒気を感じると顔は青白くなる。高度な人間関係は顔色をうかがうことで成り立つ。野菜や魚が新鮮か腐っているかの判定にも3錐体型色知覚が不可欠だ。いうまでもなく、絵画や写真などの視覚芸術は色による表現は欠かせない。採集生活を支えるための色知覚が、文化としての色知覚へと変わった。現代の人類は、高度な色知覚で情報や情緒を伝達しているのである。

2015年8月27日 (木)

2015年6月26日例会の代表作

土浦撮影会

 2回分の撮影会の作品を掲載します。5月15日は、日帰りで土浦へ出かけました。土浦を選んだ動機は、撮影地としてあまり注目されていない場所を選びたいという、メンバーの心意気です。Hpimg一般に、茨城県は、撮影地として注目度がいまいちということで、それを覆す写真を撮ろうという企図がありました。テーマは、「土浦を応援できる写真」ということです。JR土浦駅からタクシーで亀城公園(土浦城址)の霞門まで行き、公園内を撮影後、城下町の風情を残す散策路を霞月楼まで歩き、そこで撮影会にはちょっと贅沢なランチを食べました。 (右上地図参照 ポップアップ可)霞月楼は、創業明治22年の料亭で、多くの著名人を迎えたそうです。土浦にあった旧海軍飛行予科練習生(予科練)たちも訪れていたそうです。予科練とは、特攻隊の予備軍です。彼らが書き残した寸言などが残されていました。撮影会当時、国会で日本の平和を守るための指針を決めようとしている時期だっただけに、無関心ではいられませんでした。

Hp__mg_6394a『蔵』 矢部 徹

Hpimg_1173_3『狭 間』 金子壮一

Hp_dsc_54411『もののふの士気』 菊谷信夫

Hp9『大黒柱』 瀧内哲男

Hp_p5150399『土浦の縮図』 矢吹忠正

Hp_03『祭 壇』 廣幡安子

Hp_dscf4442_c『甍』 新沼早智子

Hp01p5150033『鯱』 豊田芳州

Hp_p5150104『雄断の書』 豊田恵子


横浜ズーラシア撮影会


 6月5日は、「よこはま動物園ズーラシア」へ出かけました。ズーラシアは、オカピー、インドライオンなど、世界的に珍しい動物が飼育されています。動物は気候別、地域別に分けて、ゆったりとしたスペースに展示されています。思わぬカットが撮れました。

Hp_dscf5038_c『闖入者』 新沼早智子 

Hpimg_1541『支流・分流」・傍流』 金子壮一

Hp_dsc_55061_2『正 視』 菊谷信夫

Hp__mg_6800『シャッターチャンス』 矢部 徹

Hp_150605_046『嬉しい歓待』 矢吹忠正

2015年5月 6日 (水)

2015年4月18日例会の代表作

 シャトロー会は、3月中旬に新宿御苑で、4月上旬に神代植物公園で撮影会を行った。新宿御苑では「春の元気」を、神代植物公園では「春の形と色」をテーマとした。4月の例会は、この二つのテーマにそった作品を講評した。春に対するメンバーの解釈を掲載する。

Hp_dsc_53471『お祭り騒ぎ』 菊谷信夫

Hp_img_1050『柔 和』 金子壮一

Hp__mg_5267b_2『春に酔いしれる』 矢部 徹

Hp_p4030191『ほほえむ』 矢吹忠正

Hp07_p4030015『末々の繁栄』 豊田恵子

Hp09_p4030250『蠢 動』 豊田芳州

Hp1『ショール』 瀧内哲男(撮影会は欠席のため自由作品を発表)

2015年3月 8日 (日)

2015年2月20日例会の代表作

ナニコレ珍八景・浅草

 1月の撮影は浅草へ出かけました。浅草は何回も撮影しているので、今までにない作品を撮ろうということで、「ナニコレ珍八景浅草」というタイトルで撮影することにしました。テレ朝の人気番組のまねです。TVでは、視聴者の投稿による珍しい、またミスマッチな風景や、人物、物事などを取材して放映、珍定委員会のメンバーが審査して珍定(認定)するもの。ともかく、珍しい風景や瞬間を8カット撮ろうということにしました。

Hp_p1161028tk_2『困 惑』 矢吹忠正

Hp_08『怪 魚』 廣幡安子

Hp7『昭和のタレントたち』 矢部 徹

Hp2『セレブの来る店』 瀧内哲夫

Hpdscf3732_c『まとい』 新沼早智子

Hp_p1160023『傘下を選ぶ』 豊田恵子

Hpimg_9732『時代をスナップ』 金子壮一

Hp18_p1160392『現場監督』 豊田芳州

2015年1月10日 (土)

2014年12月19日例会の代表作

千住宿…シンボライズと置換

 11月の定例撮影会は、北千住へ出かけました。千住は、品川、板橋、新宿とならぶ江戸四宿の一つで、日光街道(奥州街道)の第1番目の宿場町でした。東京メトロとJR常磐線の北千住駅周辺は、旧日光街道沿いに宿場町の雰囲気が整備されています。撮影のテーマを『千住宿・今昔』として撮影することにしました。Hpimg江戸時代の面影を探しながら、変貌した現在の町並みや風物も撮ろうというねらいです。「今昔の感」とは、昔のことを思い起こして大きな変わりように驚くことです。写真は、時間的な比較に適しています。もちろん、現代に江戸時代の面影を探すのは易しくはありません。江戸時代と現代を一つの画面にまとめられれば成功ですが、これは簡単ではありません。そこで、組み写真として、二つの時代それぞれをシンボライズして比較する見せ方も可としました。

 12月の自由参加の撮影会は、紅葉を目ざして鎌倉へ出かけました。テーマは『秋の質感』です。質感とは物質や物体の属性ですが、あえて季節感にそれを求めました。秋という季節感をシンボライズして実体のある物に置き換えなければなりません。その置き換え(置換)はどんな撮影にも欠かせないプロセスですし、撮影のおもしろさでもあります。作者の個性や経験がもっとも表れるところでしょうか。


≪千住宿・今昔≫


『旧街道』
 金子壮一Hpimg_9178

『日干し』 須永定博Hppb140028
『今昔の感』 菊谷信夫Hp_img_2793
『様変わり』 矢吹忠正Hp1pb140834
『路地のにぎわい』 矢部 徹Hp_img_0102
『高麗犬』 豊田恵子Hpkitasenju_033
『たこ入道』 豊田芳州Hppb140099
『洋 館』 廣幡安子Hp06

≪秋の質感≫ (鎌倉撮影会)

『参 拝』 廣幡安子Hp04

『コンビ』 須永定博Hppc050090
『慎 む』 矢部 徹Hpimg_1941
晩秋の休日』 矢吹忠正Hp7_141205_009

合格祈願』 菊谷信夫Hpdsc_4823

『護 符』 新沼早智子Hppc139784_p_3

2014年11月18日 (火)

第9回シャトロー会写真展 『気』

会期:2014年11月20日(木)~26日(水) 平日10:00~18:00 土曜日11:00~17:00 日曜日(23日)は休館 祭日(24日)10:00~18:00 最終日(26日)~15:00
会場:フォトギャラリー キタムラ新宿Hp2014_dmimg_0003

【会場のあいさつ文】 「気」とは生気(いき)る力ともいわれ、主として人間についての心の動きを表すのに用いられます。同時に、自然のエネルギーと交流しながら生命の活動が充たされていきます。「気」の力を上手に使うには、心の持ち方を明るく積極的にすることが大切です。  「気」は実体の無いものであり、何らかの「もの」としてとらえられるものではなく、感覚によって感じ取られるのです。Hpimg_0004_2私たちは「気の力」を静止画像としてとらえ撮影しようと試みました。その結果を、以下4つのカテゴリーに分けて展示します。
  1 活力のあかし
  2 意気込む気持ち
  3 怪しい気配
  4 ふだんの気運

 ご高覧いただければ幸いです 2014年11月20日 シャトロー会一同/コーチ 豊田芳州
Hppb195052_3
 以下に、代表作を掲載します。

1 元気のあかし
『陽 気』
 矢部 徹Hp_02_2
『気炎万丈』 須永定博Hp_06150_2b_jpg
『瑞 気』 新沼早智子Hp_09_p8035226_c
2 意気込む気持ち
『血気盛ん』 金子壮一Hp_11img_1033
『一気飲み』 矢吹忠正Hp_13_0035
3 怪しい気配
『不気味』 
廣幡安子Hp_1808
『毒 気』 豊田芳州Hp_19p9208949
『意気消沈』 豊田恵子Hp_20pa160011
4 ふだんの気運
『気まま』 
瀧内哲男Hp_242
『気が緩む』 菊谷信夫Hp_26_dsc_10891

≪入会案内はこちら≫

2014年11月 5日 (水)

2014年10月17日例会の代表作

横浜・野毛山動物園と神田・万世橋界隈

 10月の例会は、二つの撮影会で撮影された作品を検討しました。9月19日は横浜・野毛山動物園で、10月3日は東京・神田万世橋界隈で撮影会を開催しました。野毛山動物園でのテーマは『ファミリー』としました。動物の家族はもちろん、動物と人間、人間同士、なんでもグループなら家族として撮ろうという考え方です。一方、神田万世橋でのテーマは、『大正ロマン』としました。国鉄の万世橋駅が開設されたのが明治45年で、大正から昭和18年にかけて駅舎が使われていました。昭和18年以来現在まで、高架のプラットホームだけが残されていましたが、最近、高架下が再開発されて、レストランやショップがオープンしています。そこで、大正時代が万世橋駅の最盛期であろうと考え、カメラで大正時代の面影を引き出せるのではないかと考えたわけです。どちらも、ランチタイム込みで4時間足らずの撮影でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。

『ファミリー』 野毛山動物園

Hp_dsc_4142_2『愛でる』 (なかよし広場) 菊谷信夫

Hpimg_8137_2『家長の目配り』 (アビシニアコロブス) 金子壮一

Hp_nogeyama_022_edited1_2『接 戦』 豊田恵子

Hp_p9190326_2『家族会議』 豊田芳州

Hpimg_0121『記念撮影』 矢部 徹

Hp_20140919_093_3『庭園の一家』 矢吹忠正

『大正ロマン』 神田万世橋界隈 

Hpkanda_056『万世橋界隈』 (ジオラマ) 豊田恵子

Hp_no4『テーラー』 (洋装店) 矢部 徹

Hp_pa030426『大正への階段』 (旧万世橋駅) 豊田芳州

Hp20141003_110『ガード下』 (旧万世橋駅高架下) 矢吹忠正

Hp01『大正の壁と平成の光』 (高架の壁) 廣幡安子

Hp_dsc_43341『ランチタイム』 (高架下) 菊谷信夫

2014年8月 9日 (土)

2014年8月1日例会の代表作

水族館で宇宙を撮る
 

 7月の撮影会は、新江ノ島水族館で開催した。そのとき撮影した作品を掲載する。多様な作品群の中から、宇宙を感じさせる作品を選んだ。

『彷 徨』 矢部 徹Hpyabeimg_9085
『離散・集合』 
菊谷信夫Hpkikutanidsc_17123
『適 応』
 廣幡安子Hphirohata08
『誘 惑』
 金子壮一Hpimg_6920
『探 索』
 瀧内哲男Hptakiuti_p7180983
『接近・遭遇』
 矢吹忠正Hpp7180245t
『放 浪』
 新沼早智子Hpniinumap7183750_c
『進 化』
 豊田恵子Hp04_033

『n光年』 豊田芳州Hpnp7180103
『潔 白』
 須永定博 (撮影会欠席のため、別の近作を掲載)Hp059_2

2014年6月27日 (金)

2014年6月20日例会の代表作

 5月の撮影会は、八ケ岳山麓の原生林で開催した。そのときの作品を中心に掲載する。

『春のトリオ』 矢吹忠正Hp_p5160182
『陽光燦々』 菊谷信夫Hp_dsc_20802
『はらむ』 廣幡安子Hp_02
『若 葉』 須永定博Hp_058
『朽ちる』 新沼早智子Hp_2_c
『逃避行』 矢部 徹Hp_img_7622a
『実 直』 瀧内哲男Hp

『紫陽花』 (しようか) 金子壮一Hpimg_8604_2

『大地へ返る』 豊田芳州Hpp5150214_2

2014年5月 3日 (土)

シャトロー会 入会案内

入会のご案内

シャトロー会は、同好会として平成11年に発足し、現在11名が会員です。会の目的は、写真撮影を通して会員相互の親睦を図ると共に、写真の楽しさの追及と作品の向上を図ることです。

その活動は・・
(1)撮影会の開催 (2)写真講評会の開催 (3)写真展の開催 (4)その他随時、懇親会や撮影旅行などの実施

写真展の開催は・・
H13年『自由課題』 H16年『光との対話』 H18年『サウンド&パワー』 H19年『元気に幸せ』 H21年『水辺模様』 H23年『コンビネーション』 H24年『心の歌と共に』

現在は・・
豊田芳州先生のご指導をいただき、撮影会(1~2回/月)、講評会(隔月)で撮影のポイントや基本を熱心に、かつ自由闊達に学び楽しんでいます。 講評会の場所・日時:代官山「花壇・会議室」、第3金曜日AM10:00~

入会希望者は・・
先ずは、講評会や撮影会に体験参加されてはいかがですか
連絡先:矢吹忠正 tdms9yabuki@jcom.home.ne.jp/矢部 徹 yabe-tor@f04.itscom.net

     シャトロー会 代表:須永定博/同コーチ:豊田芳州

«2014年4月18日例会の代表作